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広島市がHPの「劣化ウラン弾」記述を一時削除 その背景は | 毎日新聞

広島市がHPの「劣化ウラン弾」記述を一時削除 その背景は

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劣化ウラン弾についての記載内容を巡り事実誤認を指摘されたとして、修正していることを知らせるメッセージ(広島市の公式ホームページより)
劣化ウラン弾についての記載内容を巡り事実誤認を指摘されたとして、修正していることを知らせるメッセージ(広島市の公式ホームページより)

 広島市が、公式ホームページ(HP)に掲載していた劣化ウラン弾の危険性に関する記述を一時削除した。ツイッターでは、5月の主要7カ国首脳会議(G7サミット)で広島を訪問するイギリスへの配慮を疑う意見が拡散されているが、当の市は心外な様子。事情を取材してみると、ウクライナを巡る緊迫した情勢が背景に見えてきた。

 市のHPには「よくある質問と回答」というコーナーがあり、その中に「劣化ウラン弾はどういうものですか」という項目がある。劣化ウラン弾の原料が核兵器の製造や原子力発電の燃料製造で生じる放射性廃棄物であることや、非常に重く、戦車の厚い装甲を破壊するための砲弾として湾岸戦争で使用されたなどと説明していた。

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